【事件】名鉄名古屋本線 本笠寺駅で人身事故 待合室で女性がナイフで刺さされ、意識不明の重体 人身事故で死亡した男性との関連性は? 何が起きたのか?
8日午後7時50分ごろ、名古屋市南区前浜通7の名鉄名古屋本線本笠寺駅ホームの待合室で、胸にナイフのようなものが刺さったまま椅子で倒れている女性を南署員が見つけた。女性は病院に搬送されたが、意識不明の重体。年齢不詳の男性が直前に同駅で電車にはねられ死亡しており、署が関連を調べている。
署によると、倒れていた女性は10代後半とみられる。電車は豊橋発名鉄一宮行きの急行電車で、本笠寺駅を通過する際に運転士が人影に気づき、急ブレーキをかけたが、間に合わなかった。署員はこの人身事故を確認しようとしたところ、待合室でナイフのようなものが刺さった女性を発見した。
電車は事故後、鳴海―神宮前間で運転を見合わせたが、午後10時20分ごろに再開した。運転士と乗客70人にけがはなかった。