特養ホームで入所女性死亡、当直勤務していた50歳代男性職員と連絡つかず – ライブドアニュース
16日午前7時頃、東京都北区浮間の特別養護老人ホーム「浮間こひつじ園」で、入居者の山野辺陽子さん(92)が1階個室のベッド上で頭から出血してぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
頭や顔に殴られたような痕があり、警視庁赤羽署は暴行を受けた可能性があるとみて捜査を始めた。
発表によると、山野辺さんは今年7月頃に入居し、職員や入所者との目立ったトラブルは確認されていない。施設は4階建てで計約110の居室がある。第三者が外部から侵入した形跡はなかった。
捜査関係者によると、前日から当直勤務をしていた50歳代の男性職員と連絡がつかなくなっている。警視庁は、この職員が何らかの事情を知っているとみて、行方を調べている。
施設を運営する社会福祉法人「千葉育美会」(千葉県木更津市)は「捜査に全面的に協力する」とコメントしている。現場はJR浮間舟渡駅の東約550メートルの住宅街。