【動画】東名高速 足柄SA付近で電動キックボード逆走 「車が燃料切れで止まり、足柄サービスエリアまで行こうと思った」・・・現地の情報がネットで拡散される

東名高速を…電動キックボード走行 「笑顔で逆走」片手で電話も 警察「無茶で危険」(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース

東名高速の道路上を、男性が電動キックボードで走行しています。この男性は、2キロ以上にわたり高速道路上を走り続けたといいます。

■撮影者も驚き「どこ走ってるのかな」

 13日午前7時の東名高速下り線。前方を走っているトラックが一瞬ブレーキを踏み、何かを避けるように右に寄ると、電動キックボードに乗る人の姿がありました。

 運転しているのは、半袖短パン姿の男性。ヘルメットはかぶっていません。追い越してくる車が気になるのか、しきりに右側を確認しながら走行しています。

 高速道路上とは思えない目を疑うような光景に、撮影者は驚きを隠せません。

 撮影者:「キックボードだって分かった瞬間に、気が動転して『どうしよう…』って思った。とにかく『ここは高速道路だよな?』という戸惑い。自分で、どこ走ってるのかなって考えたり…」

 現場は、足柄サービスエリアの手前500メートルほどの地点です。片側4車線の道路をトラックや乗用車が猛スピードで走るなか、平然と電動キックボードで走っています。

 撮影者が追い抜く瞬間、キックボードの男性の表情が見えたといいます。

 撮影者:「(Q.追い越す時に相手がこちらを見た?)そうですね」「(Q.どういう感じだった?)驚いたような表情はしていたんですけど、こっちのほうが驚きますよね」

 電動キックボードは、ナンバープレートを取得し、ヘルメット着用など決まりを守れば公道を走行できますが、原動機付き自転車に該当するため、高速道路での走行は禁止されています。

■男性「車がガス欠で止まりSAまで…」

 一体、なぜ男性は高速道路上で電動キックボードに乗っていたのでしょうか?

 この映像が撮影される40秒ほど前、ドライブレコーダーにはこんな光景が映っていました。

 左の車線にハザードランプをつけて停止している黒い車。車内や周囲に人の姿はありません。

 撮影者:「端に寄っていない状態で止まっていたので。ハザードはついていたので、気付いたんですけど。『通常とは違うな』って思った」「(Q.あわやというか?)そうですね」

 車線の真ん中に止められたままの車。周囲を走る車も、黒い車を避けながら走行していたといます。車は、キックボードが撮影された場所から1.5キロほど手前に止められていました。

 電動キックボードと黒い車。キックボードの男性は警察に対し、こんな趣旨の説明をしています。

 キックボードに乗った男性(警察の聞き取りから):「車が燃料切れで止まり、足柄サービスエリアまで行こうと思った」

 乗っていた車が燃料切れで動かなくなったため、たまたま積んであった電動キックボードに乗って、その場を離れたのだといいます。一方、現場を取材すると、ある疑問が浮かびます。

 車が停止していた場所からわずか50メートルほど先には、受話器を取るだけで道路管制センターにつながる非常電話があります。

 さらに、男性は3カ所の非常電話を通り過ぎ、電動キックボードで走り続けた可能性があるのです。

■警察もあきれ気味に「無茶で危険」

 東名高速の路上を電動キックボードで走行していた男性はその後、さらに危険な行動を取っていました。

 男性は、足柄サービスエリアに到着後、車が置かれている場所へ戻るため、再び電動キックボードに乗って高速道路を逆走。その姿が目撃されていました。

 逆走を目撃した男性:「足柄のサービスエリアに休憩で立ち寄ろうと、一番左側の車線に寄ったら、前から前方の車の陰からフッと、黒い電動キックボードにノーヘルメットで片手で電話をしながら、男性の方が逆走していて」

 何と男性は、片手をハンドルから離し、携帯で電話をしながら逆走していたといいます。

 逆走を目撃した男性:「ニコニコしながら片手に電話をしながら乗っていた。どう見ても普通ではなかったので、ビックリした」「(Q.助けを呼んでる感じではない?)見た感じ、助けを呼んでいるようには見えなかった」

 幸い、男性の一連の行動による事故は起こりませんでした。

 警察は「電動キックボードで高速を走るなんて、そもそも無茶で危険すぎる」とあきれたように話し、道路交通法違反などの適用を視野に詳しく調べています。

参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd2427d1451b77d71b43cc2f2810a9381386619

事件・事故 道路交通情報

KKトレンド情報
タイトルとURLをコピーしました