「救助に向かった父が帰ってこない」 沖縄の海、流された観光客の家族は無事 51歳男性死亡(沖縄タイムス) – Yahoo!ニュース
21日午後4時ごろ、沖縄県恩納村万座毛のシュノーケリングポイント、通称「アポガマ」沖合で、シュノーケル中に流された観光客の家族4人を助けるため海に入った金武町の男性(51)が行方不明になった。那覇海上保安部や金武地区消防、警察が捜索し、男性は約1時間後に発見されたが、その後に死亡が確認された。観光客家族は救出され、けがはなかった。
同保安部によると、男性は娘や知人と遊泳に来ていた。観光客家族が流されて救出を求めているのに気付き、海に向かったという。
流されていたのは両親2人と子ども2人の家族。別の遊泳者に救出されたが、男性の娘が「救助に向かった父が帰ってこない」と申し出た。
同保安部によると、男性はアポガマから南西200メートル離れた沖合で、水中に沈んでいるのが発見された。当時、波の高さが2メートル、西の風が秒速5メートルあったという。
今年に入り、同保安部管内ではマリンレジャー中の事故が19件発生。同保安部は「マリンレジャーでは気象情報の確認と救命胴衣の着用、体調管理に気を付けてほしい」と呼びかけている。(社会部・比嘉太一)
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/9cba75dbaa4a5b5ffdbd1b151e8e559843404818