【静岡・新型コロナ】県内40人 クラスターのホテル名を公表 沼津の小学校など新たに2つのクラスター
14日、静岡県内では40人の新型コロナ新規感染者が公表されました。
居住地別にみると沼津市14人、静岡市6人、浜松市、富士市、焼津市がそれぞれ4人、伊豆の国市2人、熱海市、御殿場市、裾野市、藤枝市、函南町、それに県外がそれぞれ1人です。
新たに2つのクラスターが確認された他、五輪ブラジル選手団が事前合宿で宿泊していた浜松市のホテルの名前が公表されました。
また2つのクラスターの感染が拡大しています。
【クラスター関連】
◆沼津市の小学校
14日までに5人の陽性者が判明し、県内147例目のクラスターに認定されました。学校の利用者は全員特定されているとして、学校名は非公表です。
保健所で今後、校内の特定施設の利用者に対する検査を実施するということです。
◆沼津市のスナック
14日までに従業員と客あわせて6人の陽性が判明し、県内148例目のクラスターに認定されました。利用客はすでに特定されているとして、店名は非公表です。
すでに保健所で、感染可能期間内の利用客に対する検査を実施したということです。
◆浜松市の宿泊施設「THE HAMANAKO(ザ浜名湖)」
五輪ブラジル選手団が事前合宿で宿泊中で、13日までに8人(従業員7人・家族1人)の陽性が判明していたホテルの名前が公表されました。
ホテル名は「THE HAMANAKO(ザ浜名湖)」で、市は、選手を守るための防犯上の理由から公表を控えていたものの、一般の宿泊客もおり利用者の不安を解消し広く情報収集するためとして、ブラジル選手団の了承を得て、一転、名前を公表しました。
14日には新たに従業員1人の陽性が確認され、感染者は2次感染を含め9人になりました。
市によりますと、感染者と選手との接触はないため選手団は引き続き滞在を続けるということです。
◆御殿場市のスポーツスクール
新たに1人の陽性が判明し、感染者は9人になりました。
◆沼津市の保育施設
新たに3人の陽性が判明し、感染者は8人になりました。
【病床使用率】(14日正午)
県東部 23.1パーセント
県中部 15.7パーセント
県西部 18.5パーセント
ーーーーーーーーーーーーー
県全体 18.9パーセント
重症者 9.3パーセント
自宅療養者 122人(13日17時時点)
自宅待機者 40人
【ワクチン接種率】(13日時点)
医療従事者
1回目 102.54パーセント
2回目 95.45パーセント
高齢者
1回目 75.50パーセント
2回目 42.58パーセント