小学校教師が職員室金庫から現金11万円を盗む 市教委が処分を検討
広島市教育委員会は、市内の小学校の教師が児童に返却するために職員室の金庫に保管してあった現金を盗んだとして処分を検討しています。
広島市教委によりますと、春日野小学校の教師は祝日だった今月23日、職員室の金庫から現金11万円あまりを盗んだということです。
この現金はもともと6年生の修学旅行代金として集められたもので全国旅行支援を活用した結果、残った代金を保護者に返すため保管されていました。
しかし24日、学校側が12人分の代金がなくなっていることに気づき、警察に被害届を出して職員全員で探していたところ、27日になってこの教師が「自分が盗んだ」と申し出て全額を返金しました。教師には多額の借金があり盗んだ現金はその返済に充てられていたと見られています。
【春日野小学校・藤田千里校長】
「信頼を損なうことをしてしまい申し訳ございませんでした。子供たちが残りの日々、安心して学校生活を送り前に向いて進んでいけるよう、そこを一番に考えています」
学校側は28日までに12の家庭に全額を返金、28日夜、保護者説明会を開くほか、3月1日の朝、全校児童に説明と謝罪をするということです。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/a6900893b35f254275238a6c828565931b945839