鹿児島県内火事相次ぐ さつま町で豚舎全焼 南九州市で空き家が全焼
鹿児島県内では27日、火事が相次ぎました。さつま町では豚舎が全焼し700頭以上の豚が死んだほか、南九州市では空き家が全焼しました。
警察と消防によりますと27日午前6時40分ごろ、さつま町宮之城屋地の旭ファームの養豚場で、従業員から「豚舎が2棟焼けている」と119番通報がありました。
火は約3時間後に消し止められましたが、この火事で旭ファームが所有する豚舎2棟、約1600平方メートルと、豚のえさが入ったタンク5基が全焼しました。
豚舎で飼育していた豚、約750頭が死んだということです。
また、27日午後1時15分ごろ、南九州市頴娃町別府で通行人から「建物火災です。炎と黒煙が上がっている」と110番通報がありました。
火は約1時間20分後に消し止められましたが、この火事で飲食店経営・平峰治夫さん(73)が管理する空き家1棟が全焼しました。
警察と消防はいずれの火事についても、詳しい原因を調べることにしています。