【事故】高知・仁淀川河口 シラスウナギ漁していた5人流される

高知 仁淀川河口 シラスウナギ漁していた5人流される

高知海上保安部によりますと、22日午後8時35分ごろ、高知県の仁淀川の河口付近で「シラスウナギ漁をしていた仲間が流された」と通報がありました。

海上保安部が巡視艇を出すなどして現場の周辺を捜索し、沖合900メートル付近で5人を救助しました。いずれもけがはなく無事だということです。

その後、ほかに流された人はいないと確認されたということで、海上保安部は午後10時50分ごろに捜索を終了しました。

現場近くにいたという男性「引き潮に突っ込んで流された」
地元の土佐市の漁師で人が流された当時、現場近くにいたという男性によりますと、流された人たちはシラスウナギ漁をしていたということです。

男性は「引き潮に突っ込んでいって流された。波というより引き潮の時間帯でそこに入っていった」と話していました。

高知海上保安部によりますと、仁淀川の河口付近は22日午後7時半ごろに満潮となり、通報があった午後8時半ごろは潮が引きつつある時間帯だったということです。
先月中旬からシラスウナギの漁期
高知県の「しらすうなぎ流通センター」によりますと、県内は先月中旬からうなぎの稚魚のシラスウナギの漁期に入っていて、この時期、仁淀川の河口付近ではシラスウナギの漁が盛んに行われているということです。

多くの漁師はウエットスーツを着て網ですくう漁を行っていますが、仁淀川の河口付近は岸から沖合に向かって流れる離岸流があることから、高知海上保安部や県が毎年、注意を促しています。
今月9日も救助出動 シラスウナギ漁の男性3人流される
高知海上保安部によりますと、仁淀川の河口付近では今月9日にもシラスウナギ漁をしていた男性3人が流され、救助のため出動したということです。

このときは、1人が自力で岸まで泳ぎ着き、残る2人は近くの漁船に救助されたということです。

3人にけがはありませんでしたが、海上保安部は漁をする人たちに注意を促していたということです。

参照:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230222/k10013988781000.html

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