教え子に「バカなやつらばかり」「学校に来るな」“暴言”60歳小学校担任教諭を処分＝静岡県教委
静岡県教育委員会は2月16日、自らが担任をするクラスの児童に対して、「バカなやつらばっかりだ」「学校に来るな」などと、不適切な発言を繰り返した小学校教諭を戒告の懲戒処分としました。
2月16日付けで、戒告の懲戒処分を受けたのは、静岡県焼津市の市立小学校に勤務する男性教諭(60)です。静岡県教委によりますと、この男性教諭は、2022年4月から10月にかけて担任するクラスの児童に対し、「バカなやつらばっかりだ」「学校に来るな」「おれは嫌だけど、お金をもらってるから今年は担任する」などの不適切な発言を繰り返しました。
この教諭は、体育の時間に校長室まで聞こえる声で「バカだな。だから、この学校は嫌なんだ」「この小学校はレベルが低い、頭悪い」などと発言し、校長から注意を受けていましたが、その後も不適切な発言を続け、複数の保護者から苦情が寄せられていたということです。
＜静岡県教委 義務教育課 戸塚康史課長＞
「この方、他の学年を持ちたい気持ちが強かった。決まったのがこの学年だったのでそれを結構気にしていて『嫌だけど』というような発言がつい出ちゃうと」
「学校に来るな」と言われた１人の児童は、3日間、登校することができなくなりました。この教諭は、現在もこの学校にいますが、クラス担任は、2023年1月から他の教諭が受け持っているということです。
