岸和田市長選挙 開票状況と立候補者の当落結果
岸和田市長選挙 開票状況
大阪 岸和田市長選挙告示 4人立候補 前市長失職で選挙戦
市長の失職に伴う大阪・岸和田市の市長選挙が、30日告示され、前市長と新人あわせて4人が立候補しました。
岸和田市長選挙に立候補したのは届け出順に、
いずれも無所属で、
▼新人でNPO法人代表理事の花野眞典氏(46)、
▼新人で郵便局長の佐野英利氏(45)、
▼前市長の永野耕平氏(46)、
▼新人で元高校教諭の上妻敬二氏(66)、
以上の4人です。
今回の選挙は、女性との性的関係をめぐる裁判で和解が成立した永野氏が、市議会から2回目の不信任を議決され失職したことに伴って行われます。
今回の選挙では、▽佐野氏を公明党市議団が支持し、自民党の一部議員などや共産党が自主的に支援しています。
▽立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組は、対応を決めていないとしています。
選挙戦では、前市長の市政運営などに対する評価のほか行財政改革や子育て支援策をめぐって論戦が交わされる見通しです。
岸和田市長選挙は来月(4月)6日に投票が行われ、即日開票されます。
【市長選挙までの経緯】
岸和田市議会が永野氏の不信任を議決する主な理由となった女性との性的関係をめぐる裁判は去年(2024年)11月、女性の代理人弁護士が記者会見で明らかにしました。
代理人によりますと、女性は永野氏から繰り返し性的関係を求められたとして性的暴行の疑いで警察に被害届を出しましたが不起訴となり、2022年、大阪地方裁判所に民事裁判を起こし、2200万円余りの損害賠償を求めました。
これに対し、永野氏は「同意があった」と主張し、訴えを退けるよう求めました。
大阪地方裁判所は「市長は女性の雇用を左右しうる優越的な立場にあり、対等の関係とは言えない。公人であり、配偶者もいることから性的関係を持つことは自制すべきという非難は免れない」などという所見を示して和解を勧告し、去年11月、永野氏が謝罪し、500万円の解決金を支払うことで和解が成立したということです。
代理人の会見後、永野氏は事実関係の詳しい説明を行っていませんでしたが、所属していた大阪維新の会が説明責任を果たさなければ除名とする方針を決めたあと報道陣の取材などに対し「女性と不倫関係にあり極めて不適切だった」と謝罪し、「対等な関係だと思っていた。性加害や女性の権利を侵害することはなかった」と述べました。
こうした説明を受けて、大阪維新の会は、除名ではなく2番目に重い離党勧告の処分を決め、永野氏は離党しました。
一方、市議会は「説明責任を果たしているとは判断できない」などとして、全会派一致で永野氏に議会や委員会に出席しないよう求め、市長不在のまま審議が行われる異例の事態が続きました。
そして去年12月20日の市議会で「混乱を招いた市長の責任は重大だ」などとして、市長に対する不信任決議案が提出され、可決されました。
永野氏は「不信任決議案には、事実ではないことや的外れなことが書いてあり、大義がない」などとして議会を解散します。
そして妻とともに記者会見を開いて、裁判になった女性について言及し、「私との交際が終わったあと、私たち夫婦と家族同然の関係で金も貸していた男性と付き合い始めたと思っている。ほどなくして私に対する民事裁判などが始まり、相手側の主張には全く知らない話がたくさんあった」などと述べました。
これに対し女性の代理人は「単なる不貞行為にすり替えようとしている。女性などについて虚偽の内容を含むプライバシー侵害を行っている」などと反論するコメントを公表しています。
議会の解散から1か月余りたった先月(2月)2日、議会の解散に伴う市議会議員選挙の投票が行われ、22人の前議員を含む24人が当選しました。
そして、先月17日に、選挙後初めての定例市議会が開かれて2回目の不信任が議決され、地方自治法の規定に基づいて、永野氏は失職しました。
参照:https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250330/2000092849.html