質店に男、バールでショーケース破壊 逃走中 茨城・水戸 強盗未遂で捜査
28日午後6時半ごろ、茨城県水戸市柳町1丁目の和田質店に男が押し入り、バールでショーケースをたたき割った。閉店準備のため事務所内にいた男性店長(46)が「強盗です」と110番通報した後に店内に戻り、男の腕をつかんだが、男はバールを捨てて逃走した。県警水戸署は強盗未遂事件として逃げた男の行方を追っている。
同署によると、店長にけがはなく、被害品はなかったとみられる。逃走した男は50～60代ぐらい、身長約170センチの小太りで、上下とも灰色のスエットを着ていた。当時店内に客はいなかった。店のホームページによると、貴金属や財布などを取り扱っている。
同店は2014年にも指輪や腕時計など計約120点(総額約290万円相当)が奪われ、店番の男性が全治2週間のけがを負う強盗傷害事件が発生している。
