山陽線　高島～西川原駅間で人身事故「手押し車接触、高齢女性ケガ」

12日午後8時45分ごろ、岡山市中区清水、JR山陽線高島―西川原間の西浦一踏切（警報機、遮断機あり）で、鳥取発岡山行き特急スーパーいなば（2両編成、乗客14人）の運転士が踏切内に手押し車を見つけ、非常ブレーキをかけたが接触した。

　JR西日本中国統括本部などによると、持ち主の高齢女性が横断中に警報機が鳴り、避難の際に手押し車が残ったとみられる。列車と女性は接触していないが、逃げる際に軽いけがを負ったもよう。乗客、乗員にけがはなかった。

　事故の影響で、岡山―東岡山間で一時運転を見合わせ、山陽線で上下2本が運休、山陽、赤穂線で同9本が最大約40分遅れ、約1200人に影響した。