屋久島町長選挙 開票状況と立候補者の当落結果が話題に

屋久島町長選挙 開票状況と立候補者の当落結果

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屋久島町長選挙 - 2023年10月29日投票 | 鹿児島県屋久島町 | 選挙ドットコム
屋久島町長選挙の情報です。投票日2023年10月29日。候補者の情報から、選挙結果、得票数まで情報を網羅。自治体の情報など選挙に関連する情報が満載。イチニ株式会社(選挙ドットコム運営)

屋久島町長選 12年ぶりに4人出馬し激しい戦い 鹿児島

任期満了に伴う屋久島町の町長選挙が24日からスタート。12年ぶりに4人の戦いとなっていて、激しい選挙戦が繰り広げられています。

屋久島町長選挙に立候補したのは、届け出順に
▼新人で元町議の岩川卓誉さん(36)
▼現職で4期目を目指す荒木耕治さん(73)
▼新人で会社経営の矢野憲一さん(56)
▼新人で安房電気利用組合長の小脇清治さん(80歳)の4人で、いずれも無所属です。

(岩川卓誉候補・36 無・新)「この町の行く末に非常に強い危機感を感じている。人口減少、少子化、この屋久島町の政治の古い体質。ここを今回の選挙で私は強く訴えたい」

岩川卓誉さんは安房地区出身の元町職員で、2021年の町議選でトップ当選しましたが、今回、町議を辞職して出馬しました。人口減少対策として、子育て支援や教育の充実を訴えています。

(荒木耕治候補・73 無・現)「花より実を取るのが私の政治。きれいごとは言わない。限られた選挙期間、私は正々堂々と政策論争をして戦いたい」

荒木耕治さんは宮之浦地区出身で、旧上屋久町の議長などを務めたあと、2011年の町長選で初当選。3期の実績を強調し、屋久島空港滑走路延伸の早期実現など経済振興を訴えます。

(矢野憲一候補・56 無・新)「高齢化の問題も少子化の問題も今私たちが目の前にあるこの生活をより豊かに魅力のあるものに、自分たちの暮らしに島に誇りが持てるような町づくりをしていかないと何も解決しない。町民の暮らしに光を当て町民の暮らしを支援する4年間に」

矢野憲一さんは宮之浦地区出身でホテルを経営しながら防災士として学校などでの講演活動を行っています。防災強化や、町民が安心して暮らせる環境の整備などを訴えます。

(小脇清治候補・80 無・新)「みなさんの要望をお金がありませんではすまない。お金がないなら職員が頑張って稼いで来なければいけない、そういう体制を私は作りたい。事業の絶対的な洗い直しをして教育や福祉やみなさんの小さなことにも耳を傾けて実行していく」

小脇清治さんは安房地区出身で、旧屋久町の職員や屋久島観光協会長などを務め、現在は安房電気利用組合長です。屋久島町長選挙への出馬は4回目で、役場職員の意識改革など町政の刷新を訴えます。

4人の戦いとなった町長選に町民は。

(自営業80代)「人口減少を食い止める方法はないものか。働ける場所を作ってもらいたい」

(アルバイト30代)「空き家問題、移住してきた人が住める家が見つけやすくなればいいかなと思う」

屋久島が世界自然遺産に登録されて今年で30年。新型コロナの打撃も受けた基幹産業である観光の振興も課題となっています。

(岩川卓誉候補 無・新)「空港のジェット化は推進の立場。受け入れ態勢をどうするのか、産官学が連携し、観光推進会議を設置し、屋久島町の観光の行く先を方向づけたいと考えている」

(荒木耕治候補 無・現)「空港ジェット化によって屋久島のさらなる物流、観光、加工業の推進を図っていきたい。大消費地に送りたい」

(矢野憲一候補 無・新)「西部林道で野生化した猫を見たことがある。屋久島の自然にとって脅威。こういったところから自然を見直し、自然のことを学んで対策を打っていくそういう島に変えていきたい」

(小脇清治候補 無・新)「観光立島を宣言し屋久島のパスポートや、森林トロッコ道の駅で集落で結びながら人流を回し、農産物を売るまちづくりをしたい」

屋久島町長選は前々回は無投票でしたが、前回は一騎打ちで43票差の接戦でした。今回は12年ぶりに4人の戦いとなり、各陣営も熱を帯びています。

屋久島町長選の投票日は今月29日で即日開票されます。口永良部島では27日、繰り上げ投票が行われます。

参照:https://www.mbc.co.jp/news/article/2023102500068047.html

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