鮫川村長選挙 開票状況と立候補者の当落結果
鮫川村長選挙 開票状況
町村長選告示 3町村で選挙戦 2町村は無投票
統一地方選挙の後半戦にあたる町長選挙と村長選挙が18日、告示され、福島県内では三島町と古殿町、それに玉川村で選挙戦となり、矢祭町と檜枝岐村では無投票で当選が決まりました。
三島町の町長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、3回目の当選を目指す現職の矢澤源成氏(71)と、新人で三島町の元町議会議員の二瓶辰右ェ門氏(69)の2人です。前回、4年前の選挙と同じ顔ぶれとなっています。
三島町は人口およそ1400人。人口の5割を超えている高齢者の医療や福祉の対策、それに人口減少や進行する過疎化などの課題に対し、持続可能性のある産業の振興や地域活性化策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
続いて古殿町です。古殿町の町長選挙に立候補したのは、届け出順に、無所属の現職で6期目を目指す岡部光徳氏(64)、諸派の新人の高橋翔氏(35)の2人で16年ぶりの選挙戦となりました。
古殿町の人口は5000人余り。65歳以上の高齢者の割合は4割を超えていて、高齢者の孤立の防止や医療・福祉の充実などが課題となっていて、16年ぶりの選挙の論点の一つとなりそうです。
続いて玉川村です。玉川村の村長選挙に立候補したのは届け出順にいずれも無所属の新人で、元村議会議員の林芳子氏(68)、元村議会議員の須藤安昭氏(67)、元副村長の須釜泰一氏(63)の3人で、8年ぶりの選挙戦となりました。
玉川村は、人口6200人余り。福島県の空の玄関口である福島空港やあぶくま高原道路などがあり、開港30周年を迎えた福島空港を中心とする地域の活性化や、人口減少に歯止めをかける施策などをめぐり、論戦が交わされる見通しです。
選挙戦となった三島町と古殿町、玉川村では今月23日に投票が行われ、即日開票されます。
一方、矢祭町の町長選挙と檜枝岐村の村長選挙は、無投票で当選が決まりました。矢祭町の町長選挙は無所属の現職、佐川正一郎氏(71)が2回目の当選です。檜枝岐村の村長選挙は無所属の新人で元副村長の平野信之氏(66)が初めての当選です。
このほか任期満了に伴う議会議員選挙が南会津町、鮫川村、北塩原村、檜枝岐村の4つの町と村で告示され、いずれも選挙戦となりました。また、議員の補欠選挙が告示され、玉川村では立候補した人の数が定員と同じだったため、無投票で当選者が決まりました。一方、三島町では立候補の届け出がなく、来年5月の任期満了まで欠員となります。
参照:https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230418/6050022426.html