博多祇園山笠に参加の男性、山笠にひかれ死亡…振興会「死者が出たケースなかった」
福岡県警博多署によると、15日未明、福岡市博多区冷泉町の路上で、博多祇園山笠に参加していた同区千代、秋吉敏実さん(57)が、山笠(やま)にひかれた。
秋吉さんは同市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
博多祇園山笠振興会によると、秋吉さんは千代流の舁(か)き手だったという。同振興会が把握している限りでは、これまで博多祇園山笠の参加者で山笠にひかれて死者が出たケースはなかったとしている。担当者は「とても残念だ。今後こうした事故がないように対策をとっていきたい」としている。