長崎大病院の医師が飲酒事故 長崎市内で壁に衝突 1年足らずの間に3件目
長崎大は3日、長崎大学病院の医師だった40代男性が6月23日に長崎市内で飲酒運転事故を起こしたと公表した。男性は同30日付で辞職。同院によると、事故の前に自己都合による辞職が決まっていたという。同院医師の飲酒運転事故は昨年8月以降3件目。
同院によると、男性医師は6月23日午前0時過ぎ、飲酒後に自家用車を運転し、長崎市内の民家の壁に衝突、損傷させた。現在、警察による任意の捜査が続いているという。
今年4月にも飲酒運転事故が起き、同院は全職員に交通安全講話の受講を義務付け、6月中旬に始めたばかりだった。今回の事故を受け、同院は「飲酒運転をしない」とした誓約書の提出を全職員に義務付けた。
1年足らずの間に3件もの飲酒運転事故が起きた事態に河野茂学長と中尾一彦病院長はそれぞれコメントを出し、謝罪した上で「再発防止に全力を尽くす」としている。
