【動画】名鉄名古屋本線本笠寺駅の人身事故・刺殺事件　川村月音さん（18）のツイ垢が特定　死亡した南容疑者からODか

名鉄名古屋本線本笠寺駅の人身事故・刺殺事件　川村月音さん（18）のツイ垢が特定　死亡した南容疑者からODか

名鉄の駅で女性が殺害された事件で、新たな事実が明らかになりました。現場で、電車に飛び込み死亡した男が殺害に関わったとみられていますが、名古屋市内にある男の自宅からは、事件前に“異様なやりとり”が聞こえていたことがわかりました。

【動画で見る】事件前には男の家から争う声も…駅で18歳女性が刺殺された事件直後に双方の親から警察に安否確認の通報

　4月8日夜、名古屋市南区の名鉄・本笠寺駅のホームの待合室で起きた殺人事件。胸にナイフが刺さった状態で見つかり死亡した中川区の会社員・川村月音さん(18)。

　そして、電車にはねられ死亡した川村さんの元・交際相手の南拓哉容疑者(29)。

　取材を進めると、事件に至るまでの2人の様子が徐々に明らかになってきました。

　川村さんの友人によると、事件の3日前に交際関係を解消するまで、川村さんは南容疑者の自宅で度々、寝泊まりしていたといいます。

　しかし、事件の2カ月ほど前、南容疑者の自宅から男女が言い争うような声が聞こえてきたということです。

南容疑者と同じアパートの住人：
「夜中の3時に男の人が叫んでいる感じで、それに対して女の人が『やめて』みたいな感じの声が聞こえてきて、気性の荒いタイプの人なのかなと思った」

　事件の直前には、2人が待合室のベンチに座っているところを目撃されていて、川村さんの頭にはジャンパーのような服が被せられていたといいます。

　目撃した人がその様子を不審に思って見ていると…。

＜南容疑者＞
「こっちを見ないでほしい」

　そして、南容疑者が電車にはねられた直後、警察官が川村さんを発見した際には、胸に刺さったナイフを隠すように上半身に服がかけられていて、手などに抵抗した際にできる「防御創」はなかったといいます。

　事件の直後、南容疑者のアパートではある異変が起きていました。

南容疑者と同じアパート住人：
「（事件の日は）午後8時半ぐらいに警察の方が来られて『隣の人と連絡が取れなくなったと親族から通報があったんですけど、最近見たりとかしませんでしたか？』と聞かれた」

　南容疑者の母親から「息子と連絡がとれない」などと110番通報があり、警察などが部屋の窓ガラスを割って安否を確認していました。また、川村さんの親も同じような時間帯に安否確認を依頼する通報を警察にしていたといいます。

　2人は親に何らかのメッセージを送っていたのでしょうか…。

　警察は南容疑者が川村さんを殺害し、自殺を図った可能性があるとみて事件のいきさつを慎重に調べています。