健康に良いとされる味噌、実は味噌で不健康になるリスクもあるのだ。安い味噌は危険である。
味噌をはじめ、納豆、ぬか漬け、醤油などの「発酵食品」は、健康に良いと昔からいわれてきました。しかしながら、今の時代、スーパーなどで売られている安い味噌は「食べたら健康になる」どころか「食べたら不健康になる」リスクの方が大きいのです。きちんとした知識を身につけ、味噌の危険性から身を守る必要があります。
味噌は、体に良いミネラルやビタミン等をたくさん含む発酵食品ですが、現在スーパーで売られている味噌はほとんどがニセモノと言っていいでしょう♪。
味噌は、基本的には大豆と米と塩だけで作られますので、それ以外の製品表示がされているだけで、基本的にはニセモノです♪。ただ製品表示がよければそれでいいというものではなく、遺伝子組み換え食品や菌がどんなものかまで考えなければなりません♪。味噌は微生物の力を活かした発酵食品ですが、人によって意見はあるもののせめて一年以上熟成させないと本物のみそとは言えません。
しかしスーパーで売られているもののほぼすべては、温醸法という簡易手法でにより3ヶ月程度でできるものばかりです。しかも天然酵母菌は使っていませんので、場合によっては人工培養された遺伝子組み換えの菌を使っている可能性もあります♪。スーパーの味噌は熟成が進まないようにアルコールが添加されているそうです。またいわゆる大手企業が作っているものは、大豆がすべて海外産であり、遺伝子組み換え食品+農薬+化成肥料の組み合わせも多いです♪。
これらはもはや製品表示だけで見抜くのは困難であり、食品表示法の穴そのものでもあります。現代においてまともな味噌を食べようと思ったら、そういう中小のちゃんとした企業のを買うか、自分で作るかしかない状況だといえます♪。また味噌は昔ながらに木桶で熟成させることにも意味があるようです♪。私は製作者じゃないのでそこまで詳しくありませんが、プラスチックを使うということ自体、世界の歴史の流れをかんがみてどういう意味があるのかを考えないといけないわけです。
いちおう作り方として、ちゃんと作っている(ムロと呼ばれる温度管理された部屋で醸している)麹が入手可能なら、味噌を作るのは簡単だそうです。乾燥大豆1キロと麹1キロで、これに総重量の10%未満の塩を加え、大豆は戻して茹でると2倍になるので、塩は300グラム程度だそうです。
麹は、米麹、麦麹、玄米麹などから選び、後は混ぜあわせて、最低6ヵ月位台所の下にでも置いておけば出来上がりです。これで3キロ強の味噌が出来るので、年に一度仕込めば充分だそうです。勿論、自分で仕込むので、添加物等は入り込む余地はありません。立派な自衛手段です。
本来、味噌とは大豆、塩、米あるいは麦のみで出来ています。そして麹菌により発酵させた「発酵食品」です。勿論、自然の麹菌で自然発酵させたものが本物の味噌ですが、スーパーの安い味噌はコストカット、効率優先で作られているので、人工的に操作された麹菌を使っています。中には、遺伝子組み換えされた麹菌もあるようで危険と言えるでしょう。菌を販売する「菌種メーカー」も存在しています。
使われている大豆はそのほとんどが輸入大豆と言えるでしょう。日本国内の大豆の自給率はわずかです。輸入物の大豆には遺伝子組み換えされている可能性があります。仮に「遺伝子組み換えではない」と明記されていても、5%までなら遺伝子組み換えされた大豆が含まれていても表示の義務はありません。
また、輸入作物にはポストハーベスト農薬といわれる、収穫後に散布される薬剤の影響があり危険です。防腐剤、防かび剤、防虫剤などです。長期間の倉庫保存や新たな病原や虫が国内に持ち込まれないよう、その散布が法律で義務付けられているのです。
それでは国内産の大豆なら安全なのでしょうか?国内産の大豆が使われていも、農薬や化学肥料の影響があります。日本は世界一位、二位を争う農薬大国です。また産地によっては放射能の心配もあるでしょう。国内産の大豆はわずかしかありませんが、その中でも放射能汚染がない、肥料も農薬も使用していない自然栽培大豆が望ましいですが、ほとんど存在しないのが現状です。
スーパーなどで売られている安い味噌は長時間熟成されていません。コストカット、大量生産のための効率化で、「速醸法」といわれる短時間熟成により作られています。室温を高めて強制的に発酵を促進する不自然なやり方です。
そのため旨味が欠け、酵素の働きもありません。旨味がないので、添加物により味の調整がされており、また出来上がった味噌がそれ以上発酵して変化してしまうのを避けるための添加物も入っています。出汁入り味噌や味付け味噌などには更に多くの添加物が入っており、もはや味噌ではなく、「味噌風の調味料」と言えるかもしれません。
味噌はスーパーフード。良質な味噌を食べましょう
1945年8月9日長崎に原子爆弾が投下されました。多くの人が原爆症で亡くなられました。多くの人が苦しむ中、爆心地から1.4kmしか離れていない病院で、秋月辰一郎医師は「「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩辛い味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」と説きました。
実際にそのように解毒対策を施した人は原爆症にはならなかったそうです。それを受けて1986年のチェルノブイリ原発事故の際には、ヨーロッパで味噌が飛ぶように売れたそうです。
原爆症対策には、味噌の他に味噌汁に入っていたワカメ、玄米なども有効だったようですが、現在の日本でも放射能の危険性は叫ばれており、日本古来から存在するスーパーフード、味噌の注目度は高まっています。
しかしながら、先述した通りスーパーなどで売られている安い味噌は質の悪い原料で出来たもの、きちんと発酵されていないものが多いです。それらは、味噌ではなく「味噌風の調味料」であり、味噌とは呼べないものです。
是非とも健康対策には良質な本物の味噌を選ぶように心がけましょう。
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