【バナナ 危険】バナナを食べるなら、ポストハーベスト農薬、燻蒸の影響を受けていない「有機JAS認定」のバナナを食べるべき。

バナナ

日本のスーパーやデパートの青果売り場では様々な果物が並んでいますが、一番親しみのある果物は何と言ってもバナナではないでしょうか?バナナが嫌いだという人はほとんど見かけません。しかしながら、安すぎる輸入バナナには食べたら健康を害するリスクが存在します。きちんとした知識を身に付け、バナナの危険性から身を守る必要があります。

防カビ剤は主に輸入品のフルーツに使われいます。輸入品のフルーツは海外から何週間も船で輸送されてくるため、防カビ剤は必須です。日本にきてカビが生えていたら売り物になりませんからね。しかし、防カビ剤には発がん性があるなどの健康上の問題がある事が判明しております。

私が中学校の時に社会の授業で、「バナナは収穫後に農薬のプールに漬けている」と先生から教わりました。いわゆる「ポストハーベスト」というやつです。バナナが大好きな私にとって当時衝撃的でした。
ちなみに農薬のプールは以前の話で、現在は違います。現在の輸入バナナは、シアン化水素による燻蒸(くんじょう)という方法が使われています。

「燻蒸」といっても聞いたことが無い方が多いのではないでしょうか。イメージとしては、部屋のダニやゴキブリを退治するために煙(バルサン等)を焚いた経験はありませんか?あんなイメージです。使われるのはシアン化水素、このシアン化水素は何と化学兵器として使われたこともある猛毒です。

これを知ると、恐いと思う方も多いでしょう。しかしシアン化水素は揮発性が高いのでバナナに残留しません。また、注意したいのは全ての輸入バナナに燻蒸が行われるというわけではないということ。日本にバナナが到着した時に害虫が1匹でも確認されたものがコンテナごと殺虫されます。ですから、全て燻蒸済みというわけではないのです。

参照元:栄養学.net

輸入の果物で心配されるのが収穫後に使われる殺菌剤や防カビなど、いわゆる「ポストハーベスト」の問題だ。日本ではポストハーベストは、食品添加物に該当する。食品衛生法第10条の規定により、指定されていない添加物(ポストハーベスト)については輸入禁止とされている。レモンやオレンジなどの柑橘系の場合はポストハーベストが使われることも多く、スーパーなどのプライスカードやパッケージに記載されている。

バナナをチェックしてみると、特に記載されていない。最近ではバナナにポストハーベストはあまり使用されていないようだ。それでは、食品添加物に該当しない農薬は?病害虫が発生した場合の消毒(燻蒸)は?植物検疫で万が一病害虫が発見された場合などは、密閉倉庫の中で農薬を「燻蒸」して、倉庫ごと虫を死滅させる処理が行われる。これらには表示の義務はないため真相はわからないまま。店頭で見分けることはできない。

参照元:organic press

バナナ

輸入バナナの農薬処理(ポストハーベスト農薬)、燻蒸とは何か??

スーパーやデパートの青果売り場または100円ショップなどに並んでいるバナナには国産のものはありません。すべてが輸入バナナと思っていいでしょう。自然食品店でも国産のバナナはほぼ存在しないと思っていいと思います。

輸入されるバナナの原産国はフィリピンとエクアドルがほとんどで、たまにペルーやメキシコなどがあります。機会がありましたら是非見てみてください。この輸入バナナにはポストハーベスト農薬という、収穫後に散布される農薬の危険性があり、「バナナが危険」という所以はこれにあたります。

輸入される穀物、柑橘などは、長期の保管、輸送のため、ポストハーベスト農薬といわれる防腐剤、防カビ剤、防虫剤の散布が法律で義務化されており、輸入バナナも例外ではなく、ポストハーベスト農薬である防カビ剤の影響を受けているのです。

昔は農薬の入ったプールに漬けるやり方をとっていましたが、現在では行われていないようで、その代わり「燻蒸」というやり方を採用しています。バナナはコンテナに大量に入った状態で輸入されてきますが、その際に害虫が発見された場合はコンテナごと燻蒸を行います。言い方は悪いですが、ナ○スドイツが行った「ガス室」のようなものです。

輸入バナナの危険性、燻蒸処理がなぜ危険なのか??

燻蒸に使われる化学薬品は「シアン化水素」や「臭化メチル」です。驚くべきことにシアン化水素は戦時中に化学兵器として使われた猛毒物質です。馴染みのある言語表現を使うと、シアン化水素の気体は、青酸ガスのことを指します。ナ〇スドイツがホロコーストの際にガス室で使用したものであり、オ〇ム真理教のテロ未遂事件でも使われました。

シアン化水素(青酸ガス)は揮発性が高いのでバナナには残留しないとされています。しかしながら、個人的には猛毒のガスに直に触れているものは気持ち悪いですし、100%残留物は存在しないとは言い切れないので危険だと感じます。

青酸ガスで燻蒸したバナナとそうではないバナナ、あなたならどちらを選びますか?と問われたら後者を選びますし、ほぼすべての人がそうするのではないでしょうか。人体に影響がないように見えても、毒物が万が一蓄積されていけば、赤ちゃんが長い年月を経て成人になるように、長期の潜伏期間を経て健康を害し病気になるかもしれません。

また、すべての輸入バナナが燻蒸処理を受けている訳ではありませんが、燻蒸されたバナナに「燻蒸されたこと」を明記する義務はありません。そのため反対に「燻蒸されていない」と明記された安全なバナナが存在する、という情報もありますが、私は一度も売り場で見かけたことがありません。

安心安全なバナナを食べたいなら「有機JAS認定」を受けたバナナを食べよう

有機JAS バナナ

有機JAS認定を受けたバナナ、有機バナナは上記のような危険性のある燻蒸処理を行っていません。バナナを食べるなら安全安心な有機バナナを食べましょう。

有機JAS認定を受けた作物は、一部の例外を除き農薬の使用は禁止されています。そのため燻蒸を行うことができないのです。害虫を駆除する工程で手間がかかるので、通常のバナナと比較すると割高になってしまいますが、私は安心安全な有機JAS認定を受けた「有機バナナ」をお勧めします。有機バナナは一部のスーパーや自然食品店で購入することができます。またAmazonや楽天市場などのネット通販でも手に入れることが可能です。

バナナは親しみのある果物であり、豊富な食物繊維、腸内善玉菌の活性作用など健康にも良い食品です。しかしながら、健康に良いとされるものでも質が悪ければ健康にはなれません。やむを得ず値段が安いものを購入しがちですが、「ス-パ-で売られている安いものは危険性が高い」ということも心の底に据えておきましょう。

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関連商品の紹介

以下はネット通販「楽天市場」で売られている有機バナナの紹介です。


オーガニックバナナ/1箱【メーカー直送】 【代引き不可】


オーガニックバナナ定期購入5週分★有機JAS(無農薬・無添加)バナナ1kg(コロンビア産・エクアドル・フィリッピン・ペルー産)★1kgは5〜10本くらいです。★夏季クール便冷蔵配送★オーガニックバナナ


バナナ無農薬1kg★有機JAS(無農薬・無添加)バナナ1kg(コロンビア産・エクアドル・フィリッピン・ペルー産)★1kgは5〜10本くらいです。★夏季クール便冷蔵配送★オーガニックバナナ


バナナ オーガニック 燻蒸処理をしていないバナナ 2kg

以下は、Amazonで売られている有機バナナの紹介です。


【バナナ2k】燻蒸処理をしていない安全なオーガニックバナナ2kg


オーガニック バナナ 1kg(5~10本くらいです。 )


有機栽培 バナナ 約600g-630g


南国フルーツ ペルー産バナナ 有機栽培バナナ1袋 

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